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新年のスタートダッシュ!心理的安全性でチーム力を高めよう

2025/01/14

あけましておめでとうございます。
2025年がスタートしました。本年も皆さまのお役に立てる情報をお伝えしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


新年を迎えるこの時期、管理職・リーダーとして「今年こそチームをより良い成果へと導きたい」と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか?

そのためには、チーム全体が目標に向かって一つになれる「心理的安全性」の土台作りが欠かせません。
心理的安全性が高い環境では個々のメンバーが能力を発揮しやすく、チームの目標達成力が飛躍的に向上します。

ところで、皆さんは、箱根駅伝を見ましたか?
2年連続8度目の総合優勝を果たした青山学院大学。圧倒的な走りっぷりでチーム力の強さを感じました。チームを率いる原晋監督は、過去のインタビューで寮生活の中での心理的安全性の大切さについて、このように語っていました。

『寮生活の中で、「なんでも話していいんだよ」という空気を、十数年かけてつくってきました。
そういう組織形態の中で育ててきた子どもたちが、いきいきと自分の言葉を発する。
そこに私が意欲をかきたてるような言葉のトリックを使って、学生たちの心の扉を開かせるんです。
その大前提として、「前向きな話をすることはいいことだ」「自分の意見をするのはいいことだ」いうことを組織全体に根付かせることが大切です。
「心理的安全性」をつくり出し、それを継承した学生たちが後輩との会話の中でネガティブをポジティブな方向にしなければいけないね。』

大会後の選手のインタビューでは
「皆んな仲が良い。上下関係が薄いので後輩が先輩にも意見を言いやすい」
というようなことも言っていました。

21年間で8度の優勝を果たしている青学。
そのチーム力の強さの裏にある心理的安全性の大切さを改めて感じました。
青学の選手は“目標管理シート”と呼ばれる紙に、毎月のチームのテーマ、個々の目標を手書きで書き、それを達成するために何をするべきかを選手だけで話し合う目標管理ミーティングを行っているそうです。


管理職リーダーの皆さん、今年のチーム目標、個々の目標を達成するために心理的安全性の高いチームを目指しましょう!

参考: 『青学・原晋監督、「勝てるメンタル」は型破りなポジティブ思考から』

参考:『底なしに強い青学陸上部。破ればどこにいても呼び戻される“鉄の掟”は、驚くほど「当たり前のことを当たり前に」』