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新人育成は「任せる」と「導く」のバランスがカギ!

2025/04/20

新たな仲間を迎えたり、チーム編成が変わったりするこの季節。管理職・リーダーにとって、部下育成を見直す絶好のタイミングです。
特に重要なのは、「任せる」と「導く」のバランスを上手に取ること。これができるかどうかで、部下の成長スピードも、チームの活性度も大きく変わってきます。

よくある失敗は、任せきりにしてしまうケースと、逆に手とり足とり過干渉になってしまうケースです。任せすぎると「放置された」と感じさせてしまい、逆に細かく口を出しすぎると「信頼されていない」と受け取られることも。
では、どのようにバランスを取ればよいのでしょうか?

ポイントは、「任せる範囲」と「導くタイミング」を意図的に設計することです。

まず任せる際は、最初に「ゴール」と「期待する成果」をしっかり伝えましょう。
やり方を細かく指示するのではなく、「ここまでは自分の判断で進めていい」と範囲を示すことが大切です。その上で、途中経過を見守りながら、必要に応じて軌道修正のヒントを与えたり、励ましたりするのが効果的です。
特にZ世代の若手社員は、自由度を重視する一方で、自分の進め方に自信を持てず不安を感じやすい傾向があります。そのため、節目ごとに「できている点」と「さらに伸ばせる点」をフィードバックすることで、自信と成長意欲を引き出すことができます。
また、最初から完璧を求めすぎないことも重要です。多少の失敗を許容し、「チャレンジしていいんだ」という安心感を持たせることで、部下はより主体的に動けるようになります。


春は、環境も人も変化する季節。
だからこそ、リーダー自身も「育成スタイル」をアップデートするチャンスです。「任せる」と「導く」を上手に使い分けましょう!