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「ぬるい職場」と「心理的安全性」の違いを理解しよう!

2024/10/03

ここ数年、職場の「心理的安全性」が注目されています。Googleが4年間の社内調査の結果、成長し続けるチームに必要な条件は「心理的安全性」だと発表したことがきっかけです。
このブログでも、「心理的安全性」については何度も取り上げていますが、「心理的安全性」=「風通しのよい職場」「ぬるい職場」と間違った認識をしている方もいるようです。今日のブログでは、心理的安全性の高い職場とぬるい職場の違い、そして心理的安全性の高い職場の特徴についてお話します。

「心理的安全性」と言うと、「仲が良いこと」と捉えられがちです。もちろん仲が良いことは大事ですし、仲が悪いことが生産性に悪影響を及ぼすことは言うまでもないでしょう。しかし、仲が良すぎると現状の人間関係を維持することが優先され、言うべきことを言えない状態をつくってしまいます。また、ぬるい職場は、成果に対する意識も低く、メンバーのモチベーションや成長意欲も低いという特徴があります。

心理的安全性の高い職場は、仲が「悪すぎる」でも「良すぎる」でもなく、目指すゴールや成果のために「健全な意見の衝突」が起こせるチームです。 では、健全な意見の衝突が起こせるチームとは、どんなチームなのか、4つのポイントを押さえましょう!

①話しやすさ
何を言っても否定されない、許される環境。
声かけの例:
「どんな小さなことでも共有しましょう」
「心配ごとがあれば、話してね」

②助け合い
ミスやトラブルが起きたときにお互いに助け合えて、建設的な対話で解決できる環境。
声かけの例:
「手伝いが必要なときは言ってね」
「困ったことがあれば、いつでも相談してね」

③挑戦
挑戦したこと、挑戦そのものを歓迎できる環境。
声かけの例:
「○○したことが素晴らしい!」
「まずはやってみよう!」

④新奇歓迎
常識にとらわれず、一人ひとりの強みや個性、新しい視点や発想を受け入れる環境。
声かけの例:
「その視点はなかった」
「新しいアプローチを試してみよう!」


「心理的安全性」は研修でもよくお話しているテーマです。それだけ組織にとっては重要な要素だと言うこと。
もしあなたの組織が「ぬるい職場」なら今回ご紹介した4つのポイントと声かけを実践してみてくださいね!

参考:『グーグルは「圧倒的に重要」と重視…心理的安全性のある組織が自然と交わしている「あいさつ」の条件』