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男子バレー・石川選手に足りなかった「自分たちを信じる力」とは?

2024/09/06

9月に入り、朝夕がずいぶん過ごしやすくなってきました。秋は涼しく、運動もしやすいので、スポーツにチャレンジするのもいいかもしれません。
世界最大規模の世論調査会社イプソスの『2024年国際的スポーツイベントに対する意識調査』によると、日本人が関心を持っている競技は、ミレニアル世代、X世代、ベビーブーマー世代では共通して「陸上競技」が1位に選ばれる中、Z世代では 「バレーボール」が1位だそうです。

パリ五輪でもバレーボール人気はすごかったですね!男子日本代表は、準々決勝で強豪イタリアと戦い、勝利寸前で「1点」が取れず、まさかの逆転負け。キャプテンの石川祐希選手は「相手にやられたというよりも、自分たちで逃したというイメージが強い。自分たちになかったものは平常心だとか、自分たちを信じ切る力だったのかな」と試合後に振り返っています。

心理学用語で、「エフィカシー」という言葉があります。心理学者のアルバート・バンデューラ博士が提唱した心理学用語で、「自己効力感」と訳され、コーチング理論では、ゴールを達成する上での自分の能力の自己評価を意味します。要するに、「その目標は絶対に達成できる」「自分は●●できる人間だ」と自分を信じ、能力を最大限に引き出すことで目標達成率を高めていく力ということです。

理想論に感じるかもしれませんが、人間は、自分で「できる」と思った範囲内でしか行動を起こしたり、能力を発揮することができません。自己効力感が高い人は行動することに戸惑いがなく、例え失敗しても立ち直りが早く、挑戦を繰り返します。

自己効力感を高めたいとき、コーチングは役に立ちます。コーチは相手(クライアント)の可能性を引き出し、目標達成に向けた道筋を示す存在です。相手(クライアント)の良い状態をつくる役割を担っています。「自分に自信を持ちたい」「今の自分を変えたい!」「成し遂げたい目標がある」という方はぜひご相談ください。

参考:『「すごいな」“あと1点”に泣いた男子バレー石川祐希がNBAスターの表情に衝撃「勝負が決まる1点の時に笑った」【パリ五輪】』

参考:『Z世代が最も注目する競技はバレーボール!世論調査で他の世代とは異なる結果に』