柔軟に考えて実行するっていうのがなかなか難しいんですよね、と相談されました。
すごくまじめな方なんです。ビジネスをやっていくうえで真面目だけでは、しんどい場面が出てくるということで相談されました。
僕もいろいろ調べる中で、面白い記事を見つけたので紹介します。これはまぁあくまでも傾向、参考程度。あなた自身に当てはまらないこともあると思います。これを読みながら「あら自分はどうかしら?」と振り返る手助けにしてほしいと思ったので紹介します。
「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、「生まれた順番」がその後の人生に大きく影響すると考える研究者がいます。家庭は、人間にとって最も原始的な社会・人間関係を体験する場であり、そこで形成されたものが人格の基礎となっているという考えだそう。
それぞれを見てみましょう。
長子は、“きまじめな王様"。
「第一子は、大事にされ、甘やかされ、自分は家族の描く歩みの中心にいるという感覚を抱いて成長する傾向がある」王様気質があるものの、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と下のきょうだいの面倒を任せられることによって責任感を身につけ、リーダー的役割を引き受ける傾向にあります。実際に、CEO1,582人を対象とした2007年の調査では、43%が第一子と回答。別の同じような調査でも、第一子はそれ以外の人に比べて、企業や組織の創業者になる確率が55%高いことが分かっています。
末っ子は、“したたかなアイドル"。
生まれたときから兄姉という「前例」を見ながら要領よく甘え上手に育つ傾向があります。その反面、家族の中で一番小さくて弱いという状況と戦わなくてはならないため、反抗的になりやすい。大きなリスクを取ることに忌避感がなく、危ないスポーツなどにもチャレンジします。末っ子はよりリラックスし、直感的で、カリスマ性を身につける傾向があり、おおらかで、面白い。作家や芸術家、特にコメディアンになる確率が高いともいわれています。
中間子は、自分のアイデンティティを模索し続ける“永遠の思春期"。
上のきょうだい、下のきょうだいの混ざった行動を取ることが多いといわれるなど、なぞの多い中間子。人間関係に長けていて、人間関係のマネジメント、関係の構築、交渉、異なる意見の調整などに向いているといわれます。中間子は、実は起業家や政治家に多いのが特徴的です。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、ソフトバンクの孫正義社長、田中角栄、中曽根康弘、小泉純一郎、村山富市、安倍晋三も中間子。海外を見ればマドンナ、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、チャールズ・ダーウィン、エイブラハム・リンカーンも中間子です。
これはあくまで傾向です。最初に書いたように、「あら自分はどうかしら?」と振り返るきっかけにしてみてください。
参照:『柳井氏も孫氏も!経営者に中間子が多い理由「きょうだい構成」で伸びる褒め方は全然違う きょうだいの中で一番成功するのは?』