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関心を持ってもらう伝え方とは?①

2024/06/21

ビジネスをしていると、「書く」ことの難しさに直面します。
ブログやSNSを更新したり、商品の広告をつくったり、お客様や上司へプレゼンしたり(プレゼンも頭の中で文章を作って、それに沿ってすすめますよね)、組織で働いている人も、自分だけでビジネスしている人も、「書く」ことから離れられる人はあまりいません。
なので、「書く」ことについてお話しします。

文章を書く上で、一番大切なのは「何を伝えたいか」です。何を伝えたいのか、誰に伝えたいのか、目的をどこに持っているのかを、自分の中でしっかり持っておく必要があります。このブログであれば、起業を目指している、起業している、指導やマネジメントする立場にあるあなたにコーチングのエッセンスを取り入れたお役に立つ情報を伝えたいということになります。

「伝わる」という言葉は、実はあやふやです。「伝わる」を具体的に分解してみると「説明」「共感」に分かれます。
今回は「共感」について話しましょう。

共感は気持ちが動く(精神的変化)です。

例えば、Instagramに載せたリールを見て自分に興味を持ってもらったり、自分の商品を購入してもらいたい…そうなるためには気持ちを動かし、行動を促すための共感の文章が必要です。
人間は「●●しなさい」と言われると、やる気にならない生き物です。それは、その●●にモチベーションがないからです。自分に興味を持ってもらったり、自分の商品を購入してもらうためには、●●にモチベーションを持ってもらうような文章を書かなくてはなりません。
そのためのポイントは「気づき」です。

コーチングの最も大切な哲学3本柱の1つが「気づきを引き起こす」です。
ビジネス界でコーチングを築きあげたティモシー・ゴールウェイ氏の著書『インナーゲーム(The Inner Game of Tennis)』の中では、“相手の潜在能力を発揮させるためには、教えるのではなく、その人に気づきを与え、自ら学ぶのを助けることである”とあります。

気づきを引き起こし、クライアントが行動を起こすように導くのがコーチングです。これと同じことを、文章を書くことでできるようになると、相手が自ずと動くようになり、自分に興味を持ってもらったり、商品の購入などにつながります。何かを気づかせるのに大切なことは、問題を見せてあげることです。その裏側に、自分の伝えたいものを含ませていきます。


続きは次週、またお話します。

参考:無関心な人に関心を持ってもらう方法は「関係の壁」を越えること 人を動かす「希望型」と「恐怖型」の伝え方商品を「買わせる」文章力 ~文章のクオリティを決めるポイント~