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関心を持ってもらう伝え方とは?②

2024/06/26

今週も書くこと、伝えることについて話します。僕が独立したころと比べると、SNSなど発信する場所が増え、伝える機会が格段に増えています。その分伝えることの難しさを感じることも多いですね。
先週、行動を起こさせる文章には「気づき」が必要。そのために問題を見せることが有効、とお話しましたね。

今週も引き続き、相手の「気づき」を引き起こし、自ずと動いてもらえる文章について考えていきましょう。
みなさんも、毎日何か行動していますよね。洋服を買う、パソコンを買う、旅行に申し込む、などなど…どうやって「無関心」から「関心がある」になって、「関心」から「関係性を紡いでいこう」と思って実際にポチった(もしくは申し込んだ)んですか?

これは自分が無関心→関係性の構築へ壁を乗り越えた実際の体験ですので、貴重な生の声として、いろいろな経験をメモしてみてください。
やってみると「人はこうやって壁を乗り越えていくんだ」と認識できるようになります。
関係性構築までの壁はいくつかあります。壁を乗り越えさせるには「危機感」と「希望」がキーワードです。

危機感は、無関心や関心の壁を乗り越えさせるために有効です。「あなた、こんなこともできていなくて今後大丈夫ですか?」と言うと、人は「え!?ヤバいの!?」と、無関心から関心がある状態になります。
一方、希望型は、「これができると、こんなにいいことがあるよ」と、将来の希望を見せる書き方で、ちょっと興味を持った人たちに向けて使うと有効です。まったく関係性が築けていない人に対して、いきなり希望を語っても、たいてい「ふーん」とスルーされて終わりです。反対に、関係性が築けたにもかかわらず、「お前そんなに文章書けなくて大丈夫なの?」ってずっと言われていると、鬱陶しくなります。

伝えたい相手の「壁」の状態を見て、危機感を感じさせる言葉がいいのか、モチベーションを上げる言葉のほうがいいのかを決めます。その選び方によって、うまく気づきが引き起こされ、動きを促すのです。

まずは、自分の関係性の構築へ壁を乗り越えた実際の体験をメモするところからやってみましょう!

参考:無関心な人に関心を持ってもらう方法は「関係の壁」を越えること 人を動かす「希望型」と「恐怖型」の伝え方商品を「買わせる」文章力 ~文章のクオリティを決めるポイント~