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「優れた経営者とは何か」常に問い続ける

2024/04/25

スーツを着なれない様子の社会人、まだなじまない制服を着る学生さんや新しいランドセルなど、桜は散っても、春を感じさせるものがたくさん目に入ってきますね。
みんなこれから様々なことを学び成長していくのだと思うと人の成長に携わることを仕事としている僕はどことなくうれしい気持ちになります。

では、起業家、起業を考えている人はどんなことを学び成長すればよいのでしょう。

天狗などの居酒屋チェーンを運営する「テンアライド」創業者
首都圏1都3県に152店舗を展開するスーパー「オーケー」創業者
警備保障業界最大手セコムの創業者
この三人実は兄弟なんです。

一体どんな教育をしたらこんな人財が育つんでしょうか?

このスーパー兄弟の父も経営者でした。
味噌や酒の小売業の商店を受け継ぎ屋号を変え卸業へ転業しました。世襲経営者ではおわらないイノベーターでした。

セコム創業者によると毎日夕食時、父は5人の兄弟を順番に正座させ、食事に口をつける前に訓示を行った。
子供たちを大人として扱った。話を終えた後、5人兄弟全員に意見を求めた。
亮氏に順番が回ってきたとき、最後なので「兄さんたちと同じです」と言ったところ、父は大きな声で諭した。
「兄さんたちと同じとは何事か。お前の考えがあるはずだ。よく考えて、お前だけしか思いつかない意見を言え」

「優れた経営者とは何か」を問い続け実践する姿勢があった。
それを琴線に触れる言葉で説き、自ら考えさせ、気の利いた言葉にして答えるように毎日、教育した。
そんな教育が実を結び、経済界で知らぬ人のいない兄弟となったんですね。

あなたにも考え続けてほしいんです。
「優れた経営者とは何か」

問いが漠然としていて考えるのが難しいのであれば、例えば「優れた経営者は〇〇する人」を10個あげてみる。そしてそれを実践する。
「優れた経営者はきれいな部屋に暮らしている」と思うのであれば起床時間を早め、仕事の前に掃除をしてみる。

優れた経営者とは?を考え続けることで、自分が理想とする経営者像がはっきりと見えてくるはずです。
そして、理想の経営者ならどんなことをしているのか、それを実践すれば一歩ずつ理想の経営者に近づきます。

起業してすべてが好調!なんてことはありません。何度も挫折しそうになると思います。
ですが、理想の経営者像とそれに近づくための一歩を見失わないことはあなたの支えになります。
今回は「理想の経営者」としていますがこれを「理想の自分」に置き換えるのもおすすめです。
ぜひ実践してみてください。

参照:著名企業の創業者3人「飯田兄弟」何がスゴいのか