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「基本に立ち返る」を忘れない

2024/05/09

ゴールデンウィーク「野球観に行ったよ!」という投稿をSNSでずいぶんと見かけました。
僕もプロ野球好きで、球場行くこともあります。(球場で飲むビールのおいしさったらー笑)

しかし、プロ野球選手は一般的なビジネスマンと違い、仕事としてできる時間は限られています。今回は元巨人・近鉄の選手で、現在年商160億円の社長になった松谷氏のエピソードを紹介します。

松谷竜二郎氏は、高校卒業後、大阪ガスに入部し、社会人野球で活躍。巨人・近鉄でプロ生活を送るも、故障が響き10年にも満たずユニフォームを脱ぐこととなりました。その後建設業界へ転職し、現在はスチールエンジ株式会社の代表取締役をされています。

プロ野球選手になるほどの方ですから、子供のころから生活は野球漬け。野球以外のことはわからない状態から、なぜこんな大成功を収めたのでしょうか。

僕は「基本」と感じました。

プロになるほど野球に打ち込んだからこそ、「基本」の大切さを知っていました。野球はキャッチボール、トスバッティング、ランニングなどで下半身をしっかり作る。基本から土台を作って、その上にテクニックを乗せる。ダメだったら戻る、その繰り返し。
ビジネス界も、商売の基本というものがあります。ビジネスでわからなくなっても、基本に立ち返って一から始めればいい。野球で身についたそのノウハウが彼を支えたと思います。

困ったら基本に立ち返る、よく聞く言葉ですが、よく聞くってことは大事だけどなかなかできないことなんです。
困ったときや悩んでるときって、視野が狭くなってしまい、冷静さを欠いてしまいます。そうなると「基本に立ち返る」も忘れてしまう。引き返したら、今手にしているものも失ってしまうと怖くなる、なんてこともあります。
手にしているものは失うかもしれませんが、あなたの経験はしっかり身になってあなたを助けてくれます。
恐れず忘れず、基本に立ち返りましょう!

参照:『33歳で戦力外通告…お先真っ暗だった“巨人右腕”はなぜ「年商160億円の社長」に転身できたのか? 第二の人生で「勝ち組」になった話―2024上半期読まれた記事』