アニメートエンタープライズ

お問い合わせ

心理的安全性を高めるリーダーシップとは?~関わり方・声かけ編~

2025/02/06

先週のブログでは、心理的安全性を高める理想のリーダー像について3つのタイプをご紹介しました。

今週は、実践編。心理的安全性を高めるためにどんな関わり方や声かけをすればいいのか、それぞれのリーダーが部下の能力をより引き出すために有効な関わり方や声かけを掘り下げてご紹介します。


◆働く人が最も理想とする「調和型リーダー」◆
周囲と協力し合い、現状を維持しつつ、適宜改善に取り組んでいくタイプのリーダー。
<関わり方・声かけ>
「いつもチームのことを考えてくれてありがとう。」と、感謝を伝える。
「何か気になることがあれば、遠慮なく教えてね。」と、率直な意見を求める。
「○○さんのサポートのおかげで、スムーズに進んだよ。」と、貢献を認める。
<1ポイントアドバイス>
チーム全体の調和を大切にし、メンバー同士の関係を円滑にするために、定期的に1on1を実施するとより効果的でしょう。


◆部下からの信頼感が高い「民主型リーダー」◆
メンバーの意見を取り入れ、合意形成を図りながら仕事を進めるタイプのリーダー。
<関わり方・声かけ>
「みんなの意見を聞かせてほしい。」と、意見を引き出す場をつくる。
「どの案が最適か、一緒に考えよう。」と、対話を重視する。
「このアイデア、すごくいいね。どうすれば実現できるかな?」と、積極的にアイデアを受け入れる。
「あなたの視点、とても新鮮で参考になったよ。」と、発言を評価する。
<1ポイントアドバイス>
ミーティングでは、一方的に指示を出すのではなく、意見交換の時間をしっかりと確保することを心がけましょう。


◆部下の昇進意欲を引き出す「共創型リーダー」◆
メンバーの主体性を重視し、多様な視点や能力を活かしながら変革に取り組むタイプのリーダー。
<関わり方・声かけ>
「挑戦してみたいことはある?」と、成長の機会を積極的に提供する。
「このプロジェクト、あなたならどう進める?」と、主体的な意思決定を促す。
「失敗してもいいから、思い切ってやってみよう。」と、チャレンジを後押しする。
「この経験が、きっと次の成長につながるよ。」と、ポジティブなフィードバックを伝える。
<1ポイントアドバイス>
目標設定の際には、個々のキャリアビジョンとリンクさせることで、長期的な成長を支援しましょう。


どのリーダータイプでも共通して大切なのは、部下の意見や気持ちを尊重し、安心して発言できる環境をつくることです。
皆さんも、自分のリーダーシップスタイルに合った声かけや関わり方を実践し、より良い職場環境を築いていきましょう!


弊社では、2/20に「心理的安全性」について学べる公開セミナーを開催します。
心理的安全性を高めるリーダーシップをさらに深く学びませんか?
実践的なスキルを身につけたい方は、ぜひご参加ください。
詳細は下記リンクより。

【2/20開催 公開セミナー】『心理的安全性で組織力を高める パフォーマンスを引き出す職場づくり』

参考: 『上司のリーダーシップタイプによって部下の昇進意欲に違い 「働く人のリーダーシップ調査2024」第1回を発表』